ボイラー技士

【ボイラー技士の資格とは】(国家試験)
水を加熱して蒸気を発生させる装置を指すボイラー。風呂用のガスボイラーや台所の給湯器等、身近なものから、建造物の冷・暖房、工業用ボイラーまで幅広い用途で使用されている。ボイラーの動作や状態を安全に保つために監視を行なうのが、ボイラー技士である。

 

資格試験は、(財)安全衛生技術試験協会が主催し、2級ボイラー技士、1級ボイラー技士、特級ボイラー技士の3資格で構成。試験問題出題範囲は共通で、学科試験問題となっている。

 

【ボイラー技士の資格を取得する過程】
・受験資格は、[2級]大学・高専・高校等でボイラーに関する学科を修め卒業した者で、その後3月以上の実地講習を経たもの。ボイラーの取り扱いについて6月以上の実地修習を経たもの。 [1級]2級合格者等。 [特級]1級合格者等。

 

・ハローワークでもボイラー技士で求人募集を探す際にビル管理会社への就職が有利になり、まだまだニーズの高い資格といえるだろう。

 

【ボイラー技士の試験日程】
・[2級]月2回。 [1級]月1回。 [特級]年1回。

 

【ボイラー技士の合格率・難易度】
・特級: 33.4%。 1級: 42.2%。

 

【ボイラー技士の収入・年収】
・就職・転職に有利。

 

【ボイラー技士の資格に向いているタイプ】
・ビル管理業界・銭湯で働く人。就職・転職に役立てたい人。