総合無線通信士
【総合無線通信士の資格とは】(国家試験)
・総合無線通信士は、国家資格で総務省が管轄する無線通信士の区分のひとつです。
・資格レベルは、無線通信士1級、無線通信士2級、無線通信士3級があり、無線通信士1級の有資格者は、航空機・船舶・陸上や国内通信・国際通信の区分なく総合的に無線通信が扱えるオールマイティーな存在となります。日本の法律では、逆から見れば扱う無線によって免許区分が細分化されているということになります。
【総合無線通信士の資格を取得する過程】
・受験資格は、特にありません。
・無線通信士1級を取得した人の主な活躍の場は、海運会社や電気通信事業会社といった企業から、地方公共団体や組合が開設する大電力漁業無線局、また海上保安庁、警察庁、防衛庁といった省庁までと幅広いのであります。
・無線通信士のオールマイティーである総合無線通信士1級を取得できればこれ以上いいことはないですが、1級は超難関であるため、無線を必要とする職業に応じて下級ライセンスを取得するケースが多いのです。業務に関係する範囲の無線を扱える資格を取得していれば、求人・募集も多いので、就職・転職の時にアピールとなるでしょう。
・試験対策は、独学ではなかなか厳しく、専門学校・通信教育等を利用し、頻出問題を集中的に勉強できるテキスト・問題集・過去問題などを繰り返し復習しましよう。また、傾向と対策が把握できる講習会も合わせて利用して一発合格を目指しましょう。
【総合無線通信士の試験日程】
・3月、9月。
【総合無線通信士の合格率・難易度】
・1級:10.5%、 2級:4.4%。
【総合無線通信士の収入・年収】
・ーー
【総合無線通信士の資格に向いているタイプ】
・いろいろな業種で有効となります。
・就職・転職に役立てたい人。