校正技能検定
【校正技能検定の資格とは】
校正技能検定は、日本エディタースクールが1966年から実施している、校正実務に関する試験である。現在は、校正技能検定3級、校正技能検定4級、校正技能検定5級の3資格から構成されている。3級と4級は、縦組・横組の実技試験問題と、校正・編集・製作に関する知識や漢字表記について問う学科試験問題がある。4級の試験は年2回、3級は年1回実施され、5級は日本エディタースクールをはじめ各教育機関で指定単位科目を修得した人を認定している。
【校正技能検定の資格を取得する過程】
・受験資格は、[4級] 出版学校日本エディタースクールの所定のコースを修了した者、各種機関で一定の実技訓練を受けた者等。 [3級] 4級試験合格者。
・学校(スクール)に通うか通信教育で、文章や校正記号、印刷、デザインの知識を身に付ける。就職先は、校正専門の会社や編集プロダクション、出版社等で、求人募集情報にはチェックを。経験を積み、フリーで活動する事も可能。主婦・女子による在宅校正も増加している。
【校正技能検定の試験日程】
・4級:1月、7月。 3級: 3月。
【校正技能検定の合格率・難易度】
・3級: 27.5%。 4級: 30.2%。
【校正技能検定の収入・年収】
・1字につき 30銭〜50銭。
【校正技能検定の資格に向いているタイプ】
・独立・開業を目指したい人、手に職をつけたい人。