伝統工芸士

【伝統工芸士の資格とは】
工芸の専門家として活動するには、芸術系の学校や養成所で学んだ後に、弟子入りをして技術を習得する場合が多いのである。伝統工芸士というと弟子入りの時に必要な資格のように思われるが、実際は伝統工芸士とは国が指定した伝統工芸品の伝統的技術を後世に残すために、経済産業大臣が認定している資格である。実技試験を実施した後に筆記試験を行ない、合格者のみ伝統工芸士が授与されるもの。

 

【伝統工芸士の資格を取得する過程】
・受験資格は、経済産業大臣指定工芸品等の製造に現在従事しており、実務経験が12年以上の者。

 

【伝統工芸士の試験日程】
・[知識] 10月中旬。 [実技] 9月中旬〜10月中旬。

 

【伝統工芸士の合格率・難易度】
・70%。

 

【伝統工芸士の収入・年収】
・技量次第で高収入も。

 

【伝統工芸士の資格に向いているタイプ】
・手に職をつけたい人。独立・開業を目指したい人。文化や伝統を継承したい人。