マンション管理士

【マンション管理士の資格とは】(国家試験)
・大きな話題となった偽装マンション問題ですが、今やマンションは400万戸を超え、さらに20万個/年のペースで新たに建設されているといわれ、今後も耐震構造のみならずマンション住民にとってはいろんな問題が発生すると予想されます。問題となったのは、新築マンションの耐震構造や手抜き工事ですが、マンションは住居であると同時に、住民にとって大切な資産でもあります。その資産価値の下落を食い止め、暮らしの快適さを維持するためには、マンション管理の適正さが必要であります。修繕計画や資金計画、マンション管理組合の運営についてのアドバイスなどを主な仕事とするのが、マンション管理士なのです。
・マンション管理士は、マンションの良好な居住環境を確保することを目的に2001年8月に施行された、マンション管理適正化法に基づいて国家試験として生まれた新しい資格です。
・今後10年以内に老朽化するマンションが100万戸を超過するともいわれ、マンション所有者、居住者にとってのマンション管理の重要性が増加してくることを考えますと、今後ますますその必要性が認められ、マンション管理士として独立開業も可能な有望な資格であるといえるでしょう。

 

【マンション管理士の資格を取得する過程】
・受験資格は、特にありません。
・試験対策は、専門学校・通信講座等を利用し、頻出問題を集中的に勉強できるテキスト・問題集・過去問題・参考書などを繰り返し復習しましよう。また、傾向と対策が把握できる講習会・講座も合わせて利用して一発合格を目指しましょう。
・就職には、マンション管理士の求人・募集情報はよくチェックしておくと良いでしょう。

 

【マンション管理士の試験日程】
・年1回、11月下旬。

 

【マンション管理士の合格率・難易度】
・8.8%。

 

【マンション管理士の収入・年収】
・手当・収入アップもある。

 

【マンション管理士の資格に向いているタイプ】
・不動産業界で働く人。マンション管理会社、マンション管理組合、マンション管理センター、マンション管理事務所、マンション管理業で働く人。
・独立・開業を目指したい人。