税理士の資格取得
【税理士の資格とは】(国家試験)
税理士は、税務上のルールを理解し、依頼者に対して税務情報を正確に伝達するとともに、税務についてわかりやすく指導を行うことを趣旨とした国家資格である。従来のような、税に関する書類作成業務のみにとどまらず、税に関する知識を活かしたコンサルティングの仕事を実施する税理士が増えている。
【税理士の資格を取得する過程】
受験資格は、@大学または短大で、法律学または経済学に関する科目を1科目以上履修した者。A大学3年次以上の学生で、法律学または経済学に関する科目を含め62単位以上を取得した者。B司法試験2次試験合格者。C日本商工会議所主催簿記検定試験1級合格者または全国経理学校協会主催簿記能力検定試験上級合格者。D会計士補。E弁理士の業務に3年以上従事した者、ほか。
・科目別合格制で、何年かかっても最終的に5科目合格すればOK。専門学校・養成講座、あるいは税理士事務所等で実務経験を積みながら、合格を目指すのも一案。
【税理士の試験日程】
・8月上旬の3日間。試験会場は要問合せ。
【税理士の合格率・難易度】
・16.3%。
【税理士の収入(給料)・年収】
・顧問報酬 約50万円〜(1年)。
【税理士の資格に向いているタイプ】
・独立・開業を目指したい人。