危険物取扱者の資格取得
【危険物取扱者の資格とは】(国家試験)
危険物の性質、消火方法、法規制などの知識を持ち、危険物の貯蔵や取扱や指示ができる人材として認定される国家資格が危険物取扱者である。危険物取扱者には、危険物取扱者甲種、危険物取扱者乙種、危険物取扱者丙種があり、丙種はガソリン、灯油、軽油など(乙種の一部)が取り扱える。乙種は第1種・第2種・第3種・第4種・第5種・第6種のうち、自分が免状を持っている類の危険物の取扱と立会いの仕事ができる。甲種は第1類から第6類全てが扱える危険物取扱者のオールマイティーだ。
【危険物取扱者の資格を取得する過程】
・受験資格は、[乙・丙種]特になし。[甲種]大学などにおいて化学に関する学科等を卒業した者。大学などにおいて化学に関する授業科目を15単位以上修得した者。乙種危険物取扱免状を有する者等。危険物取扱者になるには、消防試験研究センターが行なう試験に合格後、免状交付の申請が必要となる。
【危険物取扱者の試験日程】
・各都道府県で異なる。
【危険物取扱者の合格率・難易度】
・甲種: 33.3%、 乙種: 33.0%。
【危険物取扱者の収入・年収】
・手当・収入アップもある。
【危険物取扱者の資格に向いているタイプ】
・ガソリンスタンド・化学工場・タンクローリーなどの施設で働く従事者。就職・転職に役立てたい人。