公害防止管理者の資格取得

【公害防止管理者の資格とは】(国家試験)
経済産業省が認定する環境保全に携る専門家で、「特定工場における公害防止組織の整備に関わる法律」に基づく国家資格である。公害防止管理者は、「特定工場」の事業者が持っている煤煙・粉じん・汚水・騒音・振動・ダイオキシン類が発生する各施設ごとに選任され、煤煙や汚水などの測定を行なうことで、公害を防止する重要な役割、仕事を担っている。

 

【公害防止管理者の資格を取得する過程】
・受験資格は、特になし(試験の区分により、受験者の水準は一応想定されている)。

 

【公害防止管理者の試験日程】
・9月最終日曜日および10月第1日曜日。

 

【公害防止管理者の合格率・難易度】
・大気関係:20.5%、 水質関係:24.0%。

 

【公害防止管理者の収入・年収】
・資格手当 5,000円〜(月額)。

 

【公害防止管理者の資格に向いているタイプ】
・製造業、電気、ガス供給業などの従事者、責任あるポストに就きたい人。就職・転職に役立てたい人。

 

【その他】
・公害防止管理者大気関係第1種、第2種、第3種、第4種。公害防止管理者水質関係第1種、第2種、第3種、第4種。公害防止管理者ダイオキシン類関係。公害防止主任管理者。公害防止管理者騒音関係、公害防止管理者振動関係。公害防止管理者特定・一般粉じん関係。の区分に分かれている。