弁理士
【弁理士の資格とは】(国家試験)
・弁理士の資格は、企業活動がグローバル化したこともあり、世界を舞台にして産業財産制度のエキスパートとして活躍できる資格である。
・近年弁護士との共同受任での特定侵害訴訟代理権が認められたこともあり、単なる代行ではなく、今後は紛争処理を前提とした知的財産権の専門家としての活動が期待されている。
・アイデアや発明を特許・実務新案・意匠・商標などの形で、発明者や発案者に代わって特許庁に出願・申請し、登録を行うために必要な国家資格の仕事である。出願業務の代行に加え、物権について権利が侵害されたとき審理請求や訴訟の代理を行なったり、工業所有権そのものについて鑑定業務などを行なう。
【弁理士の資格を取得する過程】
・受験資格は、特になし。
・国家試験問題は1次(短答式)、2次(論文式)、3次(口述式)があり、著作権法、特許実用新案法等幅広く問われる。
・受験対策は、専門学校・予備校・通信教育等を利用し、徹底的に勉強できるテキスト・問題集・過去問題・参考書などを繰り返し行なおう。また、傾向と対策が把握できる講習会・受験対策講座・模擬試験も合わせ合格を勝ち取ろう。
・就職は弁理士事務所・弁理士特許事務所、企業の特許部・知的財産部特許事務所で求人・募集情報にはチェックをすること。。独立開業する人もいる。
【弁理士の試験日程】
・[短答式試験問題] 5月中旬〜下旬。 [論文式試験問題] 7月上旬。 [口述試験問題] 10月上旬〜中旬。
【弁理士の合格率・難易度】
・7.1%。
【弁理士の収入(給料)・年収】
・技量次第で高収入もある。
【弁理士の資格に向いているタイプ】
・社会に貢献したい人、就職・転職に役立てたい人、独立・開業を目指したい人。