旅行業務取扱管理者の資格取得

【旅行業務取扱管理者の資格とは】[総合][国内](国家試験)
旅行業務取扱管理者は、旅行業務全般を取扱う国家資格で、海外旅行まで扱える総合旅行業務取扱管理者と、国内旅行を扱う国内旅行業務取扱管理者がある。法律で定められている職務は、取引条件(契約内容)の説明、契約書の交付、適正な広告作り、苦情処理など、旅行客に対する説明責任を求められる位置づけとなっている。

 

一方、実際に旅行会社に勤務して行う仕事は、ツアーの企画、飛行機の手配や宿泊するホテルの予約、募集パンフレットの作成などのほか、添乗員として旅行先に出かけてさまざまな旅行客のフォローをしたり、業務提携をしている会社との打合せをすることも大事な仕事である。資格試験問題は、国内旅行業務取扱管理者は3科目、総合旅行業務取扱管理者は4科目で行なわれる。

 

 

【旅行業務取扱管理者の資格を取得する過程】
・受験資格は、特になし。学校(スクール)の受験対策コース、講座等で勉強して合格を目指そう。就職先は旅行企画会社、旅行代理店等で、求人募集情報には要チェック。

 

【旅行業務取扱管理者の試験日程】
・[国内] 9月上旬。 [総合] 10月上旬。

 

【旅行業務取扱管理者の合格率・難易度】
・ [総合] 31.1%。 [国内] 30.2%。

 

【旅行業務取扱管理者の収入(給料)・年収】
・資格手当 1万円〜(月額)。

 

【旅行業務取扱管理者の資格に向いているタイプ】
・旅行業界で働きたい人。就職・転職に役立てたい人、独立・開業を目指したい人。